カマキリの詩
かまきり 斬り 斬り 絶対ころす 羽根もぎ 斧もぎ 漏れなくほふる 袋の恩讐 決して忘れぬ 二つの玉の 鳴き声悲鳴が 母屋突き抜け 町駆け抜けて おまえの刃を 鈍してやるぞ 冷えて鋭い きさまの斧で 死ぬのは かまきり おまえのことだ かまきり 斬り 斬り 確実死する 魂もぐ 腕もぐ 誇りもね